予防ケア[目のヘルスケア、肥満、フィラリア(猫、犬)、ワクチン(混合、狂犬病)、ひふ病、熱中症、目のサプリメント]
ペットの予防医療はとても大切なものです。
ペットを飼えば、やはり良い環境を保つのに食費をはじめ、色々な費用がかかります。
当然、医療費も含まれます。これらは愛くるしいペットを家族として飼っていく上での必要経費といえるものです
病気になってから検査や治療をすると治療費がかさみます。
予防の発想でふだんから対処しておいた方が格段に安価で、経済的です。
また、病気のストレスや痛みのストレスからも回避でき、たとえ病気になったとしても軽くてすみます。
つまり、予防をするという考え方は、より安価に、より高いQOL(クオリティ オブ ライフ)を手にすることにつながるのです。
以下のような点について、予防の意識をしっかり持っておきましょう
目のヘルスケア (犬、猫、兎)

当院は『目のヘルスケア』のための予防眼科に力を入れています。
ふだん気づきにくい初期の所見を見つけ、予防に導きます。
肥満対策 (犬)

『肥満』とは太って見えることではなく、体全体にしめる脂肪の割合(体脂肪率)が高いことです。
先ずは、肥満かどうかをチェックすることが大切です。
当院では、外来で簡単に体脂肪率を測定することができます。
あなたの愛犬の肥満に対して、肥満対策プログラムを提供しております。
去勢・避妊手術後の肥満とそのリスク対策 についてもアップしました。
『肥満とそのコントロール』と題してブログにも関連記事をアップしています。
フィラリア症の予防 (猫・犬)
蚊が出てくる4月から12月まで、毎月1回予防薬を飲ませましょう。
毎月きちんと飲ませれば、確実に予防することができます
猫にも犬フィラリアが寄生することがあり、そのような猫のケースでは予防を行います。
当院患者様には、『予防の季節』になると、『オリジナルのDM』をお送りしています。
混合ワクチンの接種 (猫・犬)

犬混合ワクチン、猫混合ワクチンは初年度は3回、以降は年1回必ず接種しましょう。接種時には証明書が発行されます。
ワクチン接種後、まれに副作用(顔が腫れる、かゆがる、吐くなど)が出ることがあります。
このため、ワクチンは注射後の観察がしやすいように、午前中に接種される方が望ましいと思われます。
狂犬病予防ワクチンの接種 (犬)

狂犬病は人畜共通感染症で、国の法律によって接種が義務付けられています。
世界のいろいろな地域では毎年報告され、いまだに撲滅されてはいないのです。海外で犬にかまれた日本人の方が帰国後、狂犬病を発症して亡くなられたという事例はいまだに起こっています。
動物病院で必ず接種を受けさせるようにしましょう。
なお、当院では年間を通じて、狂犬病ワクチンの接種を受けることができます。料金は一律です。
新しく子犬を迎えた方は『登録』も忘れずにお願い致します。当院でも登録の手続きはできます。お気軽に声をかけてください。
ワクチン接種後、まれに副作用(顔が腫れる、かゆがる、吐くなど)が出ることがあります。
このため、ワクチンは注射後の観察がしやすいように、午前中に接種される方が望ましいと思われます。
当院患者様には、『予防の季節』になると、『オリジナルのDM』をお送りしています。
ひふ病の予防 (猫・犬)
定期的なシャンプーとノミ・ダニの駆除が皮膚病予防のための基本的な2大予防処置です。
一般に、皮膚病は一年の中でも、春先~梅雨時~夏にかけて深刻になります。そこで、この時期に 先駆けて予防処置を行なうことをお勧めしています。
また、ノミ、ダニは年間を通じて家の中にいるといわれていますので、かゆみや発疹などの症状がみられる場合には、通年での予防処置をお勧めしています。
最近は、気候が落ち着いた秋~冬にかけてもしつこい皮膚病が増えている感じがします。
考え過ぎかもしれませんが、地球温暖化との関連を思わせて、心配です・・・。
熱中症の予防と対策
熱中症とは、周りの熱や高温、高湿度のため、熱の逃げ場がなくなり、体の中に熱がこもり、その結果、体温が上がり、高熱、脱水、虚脱などの症状を表したものです。
熱を下げないと死に至るケースもあります。
目のサプリメント
目の健康に良い食品やサプリメントを与えることも予防ケアに含まれます。
ジェルカプセルタイプの栄養補助食品で、目の力をサポートする特徴があります。
ビタミン、ミネラル、ルテインがバランスよく配合されています。
目の病気をもつ子に、一度試してみませんか?!
※日曜日午後14:40~16:10は猫の診療予約
を行っています。
緊急時は、休診日(月曜、木曜午後、祝日)でも診療を受付けます(休日診対応となります)。042-349-7661へお電話ください。